CONTENTS -ゼミ内容-
2015年7月3日 研究交流会 その1
ゲストをお招きしての研究交流会が行われました。
富士ゼロックスから2名、大日本印刷から1名、来てくださり、
現在の研究についてお話してくださいました。
また、研究室からは菅谷先生と4年の後藤さんが発表を行いました。
ここでは、富士ゼロックスの柴田さん・高野さんの研究について、ご報告いたします。
学期末が近づく今、これからレポートを書く人も多いのではないでしょうか?
書いたレポートを印刷しホチキスで留めて提出することが多いですが、
正直、PCで書いたデータを送ってしまう方が楽ですよね。
「紙」媒体よりも「電子メディア」での共有のほうがエコで効率もいいです。
一方でレポートを書くときに使う資料はどうでしょう?
たしかに電子メディアでも読めますが、
すぐに書きこんだりページを見返したりするのに便利なのは、
やはり「紙」ですよね。
柴田さん・高野さんは、このようにそれぞれに特徴を持つ「紙」と「電子メディア」を徹底的に比較する研究について発表してくださいました。
世の中のものが機械やシステムでどんどん便利になっていく中で、
私たちはどうしても「アナログ」<「デジタル」という見方をしがちです。
電子メディアがすごいから紙は無くなる。
なんて極端に考えるのではなく、双方の使い分けがもっと便利な世の中をつくるし、
紙の可能性をはまだまだこんなもんじゃない。
という柴田さん・高野さんの熱意が伝わってくる興味深い研究でした。
また、ユーザーは、今あるメディアを目的に合わせ使い分けることが必要であり、
各メディアの性質を理解するメディア教育の重要性も感じました。
お三方の真剣に研究に取り組む姿勢、視点など、これから自分自身が卒業研究を
進めていくうえで、たいへん刺激になりました。
富士ゼロックスのお二人は懇親会にも参加してくださり、私たち学生に
とても気さくにお話していただきました。ありがとうございました。
ためになるお話をたくさん聞くことができ、学生全員大満足でした。
お忙しい中はるばる水戸まで来ていただいたお三方、そして、このような機会を
設けてくださった菅谷先生、本当にありがとうございました。
今後、このような機会をたくさん作っていきましょう。
担当:太田日向子
2015年7月3日 研究交流会 その2
7月3日のゲストを招いての研究交流会について、
今回は大日本印刷の小林さんの研究について、お話ししたいと思います。
大日本印刷は社名があらわすとおり、紙での出版印刷も事業として行っている会社ですが、
そのほかにも電子書籍や生活にかかわる様々なネットビジネスにも携わっています。
その中でも今回の小林さんの研究は電子書籍または「本」というもの全体に関わってくる内容のものでした。
それは「読みやすさ」に関する研究です。
現代の若者が本を読むときに無駄に時間がかかってしまう問題を取り上げ、
その原因が本を読むときの視点の動かし方に問題があるのでは、
と小林さんは説きます。※1
それを文章のレイアウトを変えることによって読みやすいように支援できるのでは、
つまり視点の動かし方を誘導できるのではないかという興味深い研究でした。
例えば、文節の途中で切れないように改行するだけでも、
読みやすさは上がるというデータが出ていますし、
インデントすることによっても(↓このように)
※1現代の若者が本を読むときに無駄に時間がかかってしまう問題を取り上げ、
その原因が本を読むときの視点の動かし方に問題があるのでは、
と小林さんは説きます。
読みやすくなる(読むスピードが上がる!)という実験結果がでているそうです。
更に、ある区切りごとに文字を「ゆらす」ことで視点移動の支援をはかれるのでは
という、電子書籍ならではのアイディアもあり、とてもユニークで面白く感じました。
小林さんは、その日のうちに東京へ戻らなければならないため懇親会には出られない
とのことで、研究交流会の場でのみのお話だったのですが、
学生からの質疑にも丁寧に答えて下さり、とても貴重な経験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。
担当:武藤悠悟
2015年7月31日 3年生制作プロジェクト発表
7月31日、前期最終のゼミ活動では3年生2グループによるプロジェクト発表会を行いました。
前半はAR風鈴作成プロジェクトについての成果発表です。
最近巷で話題になってるARコンテンツですが、それで風鈴を作ろうというものです。
制作には3Dモデル作成ソフトのblenderなど様々なソフトを駆使して挑んだようです。(blender癖が強くて難しいんです…)
風鈴って一見シンプルな形をしているようで、3Dデータで作ろうとすると相当難しい形ですよね。球体だし凹んでるし動くものだし。
完成したコンテンツは、AR表示用のマーカーがなぜかライチ&ヨーグルト味の某飲料水ペットボトルだということにツッコミを入れる隙を与えない、まさに
涼しげな音色を奏でる風鈴そのものでした。
ゼミweb上に実装されるとかされないとか、話があったので、どうなるか期待です。
ARは今後さらに盛り上がっていきそうな分野なので、それを自分たちの手で作れるってのはかっこいいですね。
後半はヌードル・ウェイティング・プロジェクト(NWP)の発表でした。
NWPとは、カップヌードルにお湯を注ぎ出来上がるまでの3分の間に、カップにプロジェクション・マッピングで動画を投影するという粋なものです。
3分という何もしないには意外と長い時間を、いかに楽しく過ごさせようかという、エンターテイナー冥利に尽きるプロジェクトでした。
完成作品については、素直にそのクオリティの高さに驚きました。こんな面白いものが作れるのかと。
投影される映像の中に登場する、フレディ・マーフィに扮して踊る某ゼミ生の無駄に再現度の高いダンスや、
プロジェクトメンバーが描いた、オリジナルとは思えないほど上手いキャラクターたちなど、まさにメンバーがそれぞれの得意分野を生かして作った、
非常に面白いプロジェクション・マッピングでした。
どちらのプロジェクトも、コンテンツ制作も強み(?)の菅谷ゼミらしい面白いものでした。
担当:(小野)
2015年7月31日 前期ゼミお疲れさま会
7月31日の前期最終ゼミ終了後、居酒屋「PACHI-CO」にて前期お疲れさま会が行われました。
私はこのPACHI-COさんを利用するのは初めてだったのですが、料理の種類が豊富なうえに、ひとつひとつがとてもおいしかったです。
その日のゼミで行われた3年生発表に関する話題や、4年生方の卒業研究の話題などを混じえつつ、それぞれのテーブルが盛り上がっていたと思います。
特に、武藤君がフレディ・マーキュリーと自分のダンスの比較動画を持ち出して来たときは一同大爆笑で、楽しく前期のゼミ納めができました!(「3年生制作プロジェクト発表」のレポートを参照……)
夏休みのゼミ合宿や、2年生向けガイダンスなど、今後も行事が盛りだくさんですが、後期も頑張りましょう!
担当:猪狩
2015年9月24日 2015年度ゼミ合宿in北海道 1日目前半
夏合宿1日目前半
茨城空港から1時間と20分ほどの空の旅。なかなか機会のない空の旅に興奮が冷めやらぬ中、
新千歳空港に到着しました。いよいよゼミ合宿in北海道の始まりです。
そこから電車を乗り継ぎ、歩を進め、合宿の拠点となるノボテル札幌に到着。
広い大部屋で快適であるにもかかわらず(むしろ大部屋だから?)良心的な宿泊費(一人当たり2泊3日で\8,800也)。
個人的にですが、もし今後札幌付近で泊まるようなことがあるなら、ノボテル札幌さん一択でしょう。
間髪入れずすぐに移動を開始し、白い恋人パークのある宮の沢へ。
ただ工場を見学するというだけでなく、施設内に遊び心溢れる仕掛けが多く施されていることで、
訪れた方を飽きさせない内装となっていました。
先輩方による仮装での写真撮影。ハロウィーンキャンペーンの一環なんだそうで。
お菓子の展示のみならず、アンティークものまで。施設内後半はレトロものの展覧会のようでした。
前半だけでも、ココには書ききれないほど多くのイベントがありましたね。
それでは、1日目前半はここまで。後半に続きます。
担当:(中山)
2015年9月24日 2015年度ゼミ合宿in北海道 1日目後半
夏合宿1日目後半
白い恋人パークを惜しみつつ、一同北海道サッポロビールへ。
電車に間に合うかどうかの瀬戸際、時間との勝負でした。
無事先生とも合流し、いざ北海道サッポロビール園です。
おいしいお酒とおいしいジンギスカンに心と体も満たされ大満足の夜となりました。
ホテルへ到着後はみんなで銭湯に行きました。
昔懐かしい内装で、過去に思いをはせる貴重な体験となりました。
この日最後はホテルで大宴会でした。
ゼミ合宿初日の夜は、皆が思い思いに弾けた素敵な夜となりました。
明日二日目は勉強会の後に函館へ参ります。
次のレポートもお楽しみに。
担当:(笠原)
2015年9月25日 2015年度ゼミ合宿in北海道 2日目前半
夏合宿2日目前半
9/25(金)、二日目の合宿は勉強会から始まりました。
4年生が卒業研究の進行状況を報告、その後3年生を中心にゼミ紹介の内容について話し合いました。
ゼミ紹介によって、菅谷ゼミの後輩たちが決まる。ということで私たちのゼミらしさ、伝えたいことは何かなど意見を出し合いました。
さすがは菅谷ゼミ、時折みんなで笑いながら会議を終えました。
結果、ゼミ紹介も無事終わり8名の新しいメンバーを迎えることになりました。3年生の皆さん、お疲れさまでした。
さて午後からは、小樽に行きました。電車の中から見えた海がとても綺麗でしたね?。
電車を降りての第一声
「空気が、うまい!!」
4年生はしばしその感動に盛り上がっていたのですが、本当に空気が澄んでいて軽かった!
あの感動は忘れられないですね。
そこからは自由に昼食をとり、トンボ玉製作体験、自由行動そして最後に夜の小樽運河を見てから札幌に戻りました。
私は昼食として、魚市場で海鮮丼を食べました。旬のサーモンといくらはほっぺたが落ちるほど美味しくて大満足。
トンボ玉製作はみんなの真剣な表情が印象に残っています。何かを作るのが好きなゼミ生の皆さん、ものづくりの血がさわいだのではないでしょうか?
自由時間には、本物の熊やおおかみの毛皮を売っているお店に入ったり、ロイズのチョコレート試食や北海道のお酒を試飲したり、楽しい時間を過ごしました。
とにかくたくさん歩いたため、帰りの電車ではみんなおやすみモード。充実した二日目でした。
ちなみに、4年生は夕食としてラーメン”賓龍”に行きました。いままで食べた味噌ラーメンの中で一番好きな味だったので、北海道に行く方は是非ご賞味ください。
担当(太田)
2015年9月25日 2015年度ゼミ合宿in北海道 2日目後半
夏合宿2日目後半
2日目の午前は勉強会を行いました。
4年生の方々の卒論の進捗発表のあとには3年生中心の話し合いをしました。
議題は新たにメディア文化コースに所属する2年生を対象としたガイダンスでの発表内容で、
どんなことをするのか、どういった点をアピールするか、などみんなでアイデアを出し合いました。
勉強会の後は小樽へと向かいました。
海が次第に近づいてくる様子を見て、小樽に近づいて行ってることを実感しました。
小樽に着いてからは一旦解散して昼食を取り、その後小樽硝子の灯・彩やさんでガラス玉を製作しました。
色や模様、完成後の装飾も自由に選べたので各々個性あるものができたのではないでしょうか。
製作中は腕が震えないようにするのが大変でした。
トンボ玉を作ったらしばらく自由行動となりました。
僕は主にガラス細工のお店を回っていましたが、本当に多くのお店があり見てるだけでも十分楽しめました。
その中でも12か月の各月をテーマにしたぐい呑みがあり、4月の桜がとても綺麗だったので衝動買いしてしまいました。
他にも、小樽といえばルタオということでお土産を買いにルタオにも寄りました。
ルタオはドゥーブルフロマージュというチーズケーキが有名ですが、なんと店内のカフェコーナーにもあり、
ここでは本来出荷の際に行われる冷凍がされてないものが出るということで小休止しました。
次第に暗くなり、集合時間も近くなってきたため小樽運河を目指して歩きました。
外灯や建物の光に照らされた赤レンガ倉庫と運河の景色は綺麗で、テレビなどで見たことがある風景と
実際に見えるものは違うんだなあと思いつつ写真を撮っていきました。
集合して札幌へと帰り、ホテルに着くと午後中歩いた疲れがどっときて動く気力がなくなるほどでした。
夜には一日目のように晩酌会、ゲームをして楽しみました。
三日間の中で一番疲れたようにも感じましたが、その分楽しい1日でした。
担当:(湯山)
2015年9月26日 2015年度ゼミ合宿in北海道 3日目前半
夏合宿3日目前半
3日目午前中は円山動物園に行きました。
個人的には、久々に動物園に行った気がします。
ホテルに名残惜しさを感じつつも、朝から張り切って電車に乗りましたが…
駅から動物園までの距離が地味に長く、上り坂だったため動物園に着く前にみんなクタクタでした。
でも、園内に入ってからはいろんな動物がいて、疲れなど忘れてただただ興奮しました!!
近くで見ることの出来た、クマやキリンは迫力がありました。
また、沢山の種類のサルがいました。檻の中に入ってきたカラスを追い掛け回すチンパンジーがいたりして、なかなか面白かったです。
そして、インコ?にみんなで必死に「おはよう」や「こんにちは」と話しかけたのですが、なかなか返事を返してくれなかったのは悲しかったです…
色々な動物の色々な行動等が見れて、とても面白かったです。
沢山の動物を見ましたが、中でも特に可愛かったのはオオカミとヒョウです。
オオカミのゾーンには一番長くいた気がします!
写真(オオカミ)
ちなみに、菅谷先生はキリンの餌やりに興味深々でした。
余談ですが…
小野君が北海道に来る前からゴリラを見るのを楽しみにしていました。
しかし残念ながらゴリラおらず、小野君はとってもショックをうけており、茨城に帰ってもゴリラが見られなかったことを悔やんでいました(笑)
最後に園内で記念写真を撮って、丸山動物園を出ました。
写真(集合)
担当:(後藤)
2015年9月26日 2015年度ゼミ合宿in北海道 3日目後半
夏合宿3日目後半
いよいよ帰りの時間が迫ってきた北海道旅行。
最終日の午後は各自札幌市内を散策したり、新千歳空港で時間をつぶしたりと思い思いの最後の北海道を満喫しているようでした。
自分は札幌で北海道テレビのマスコットキャラクター「ONちゃん」のストラップを買った後は新千歳空港に向かい、空港内を散策していました。
空港はとても広く、回転ずしを食べたり、Royceのチョコレートの製造過程が見られるコーナーを見学したりと、最後の最後まで充実したゼミ旅行となりました!
来年は現3年生が旅行を企画することになると思います。今回の先輩方の働きを参考に入念に企画を練っていこうと思います。
以上、ゼミ旅行レポートでした!!
担当:(武藤)